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トリチウム水連続測定装置

福島県では毎日、18時50分過ぎから始まるNHKの気象情報のなかで、天気予報に引き続き、県内各地に配置されたモニタリングポストの測定結果が「各地の放射線量」として放送されます。花粉や紫外線と同じように、日常生活の情報のように見えます。また毎週金曜日には放射線量のほかに、「海水放射能観測データ」としてトリチウムの測定結果も放送されます。1週間に一度ですから、測定は連続的ではなく、バッジ処理で行われているのだろうと思います。ところで、この7月10、11日に「けんしん郡山文化センター」で開催された「環境放射能除染研究発表会」では、汚染水に含まれるトリチウムが、課題のひとつに、上げられていました。
実は、今から10年ほど前になりますが、私どもは、トリチウム水の連続測定装置に関する基礎研究を進め、試験装置を製作して、性能を評価していました。当時この研究の目的は、核融合施設の重水素実験で発生したトリチウム水の濃度を、連続的に測定するところにあったわけですが、この同じ装置が今後、福島復興に関連するトリチウム水測定のヒントになるかもしれないと考え、研究室便りに紹介させて頂きます。ただし、研究開発段階の装置ですから、実際に、どこかの測定現場で使用されているわけではありません。

トリチウム水連続測定装置

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