平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、弊社 福島校正センター長 河野孝央(かわの たかお)が「令和7年度 放射線安全管理功労・環境放射能対策功労表彰」を受賞いたしました。
河野センター長は、筑波大学および核融合科学研究所において、長年にわたり放射線安全管理業務に従事し、確かな専門性と誠実な姿勢で多くの信頼を築かれました。
東日本大震災後は、弊社福島校正センターにおいて技術指導をはじめ、地域の放射線計測技術の普及と人材育成に尽力されてまいりました。
このたびの受賞は、本人のたゆまぬ努力の結晶であるとともに、日頃よりお支えいただいている皆様のお力添えの賜物と、心より感謝申し上げます。
2011年3月11日――東日本大震災と原発事故から14年が経ちました。当時、東京で事業を営んでいた私は、偶然にも仕事で訪れていた故郷・福島県で被災しました。
被災地となった福島の姿に胸を痛め、都内の事業を整理し、この地で「日本遮蔽技研」を創業。「放射線計測の信頼を福島で築く」という思いで、校正センターを立ち上げました。
その後、ペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インクよりISO/IEC 17025の認定を取得し、放射線計測の信頼を支える使命のもと、歩みを続けてまいりました。
創業当初、まだコリメータしか製品のなかった頃には、こうして福島校正センター長が功労表彰を受ける日が来るなど、夢にも思いませんでした。
今回の受賞は、地域の皆様の温かいご支援、そして社員一人ひとりの努力の賜物です。改めて心より御礼申し上げます。
これからも、「安全と信頼を、福島から。」を胸に、放射線計測の確かさと安心を全国へ、そして未来へと届けてまいります。
引き続き、日本遮蔽技研および福島校正センターへのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【表彰式 概要】
日 程:令和7年11月10日(月)10:30~11:10
場 所:原子力規制委員会 会議室(六本木ファーストビル)
株式会社日本遮蔽技研
代表取締役副社長 平山貴浩




